徽典館(きてんかん)による「工作ホームページ」の作成とその教育的意義(1)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究の目的は、子供の造形力にかかわるコンピュータの効果的な活用法を探るために、北海道教育研究会「徽典館」(松前町などの小学校教員で組織する教育研究会)が作成した「工作ホームページ」の教育的意義を考察するものである。 今回の「徽典館による『工作ホームページ』の作成とその教育的意義(1)」では、徽典館が作成した工作ホームページの内容を示すとともにその教育的意義を提起し、次回の「徽典館による『工作ホームページ』の作成とその教育的意義(2)」では、実際にホームページを見て制作した作品や感想などをもとに今回提起した教育的意義を検証することとした。 本稿では、まず、現在公開されている工作ホームページの内容を「徽典館『工作ホームページ』における5つの工作教材」として示し、次に、それらの内容にもとづいて考察した結果を「徽典館による『工作ホームページ』の教育的意義」として論述するものである。
著者
-
佐藤 昌彦
北海道教育大学教育学部函館校(美術科教育)
-
北嶋 公博
七飯町立大中山小学校
-
三浦 将大
松前町立小島小学校
-
梅田 拓也
松前町立小島小学校
-
川西 良治
松前町立小島小学校
-
中村 一美
松前町立松城小学校
-
小島 こころ
千歳市立緑小学校
-
佐藤 昌彦
北海道教育大学札幌校
-
佐藤 昌彦
北海道教育大学函館校美術教育講座
-
佐藤 昌彦
北海道教育大学函館校
関連論文
- 高等教育における教養としての美術教育カリキュラムの研究 : 函館校を例として
- 徽典館(きてんかん)による「工作ホームページ」の作成とその教育的意義(1)
- 教育実習事前指導における「授業づくり」のポイントについて(2) : 工作指導の観点から
- 教育実習事前指導における「授業づくり」のポイントについて(1) : 工作指導の観点から
- 教育実習の事前指導と工作指導に関する実践的指導力の養成
- 実習コラージュの作成と発表を通じた小学校教育実習事後指導の試み
- 『工作・工芸教育百周年記念誌』(1986年)の意義と研究課題
- 教材開発プロセスに基づく造形教材の提案
- 授業過程の構造図を活用した教材開発に関する研究
- 造形教材における制作過程と創作の可能性
- 創作プロセスの探究と造形教材の提案
- 創作プロセスの図式化による造形教材の提案
- 造形教材を対象とした授業過程の構造図と基本的作成プロセスの開発
- 授業過程の構造図における基本的作成プロセスの有効性
- 中期目標・中期計画に基づく教員養成の充実- 教育実習事前指導を中心として -
- 教員養成大学の使命と多文化美術教育の構築(1)
- 日本の文化的特質に基づいた美術教育に関する研究 : 紙工作における教材開発を通して
- 工作指導における「小さな紙を活用した試作」に関する考察
- 工作指導における「部品の配置」とイメージの広がりに関する考察
- 工作教材の開発における「製作条件の設定」に関する考察
- 工作指導における「基本形からの発想」に関する考察
- パソコンを活用した工作教材の開発に関する研究
- 創造モデルに基づく工作教材の開発と試行 -少ない材料で多様な発想を生み出すために-
- 授業過程の構造図における基本的作成プロセスの有効性
- パソコンを活用した工作教材の開発に関する研究
- 実習コラージュの作成と発表を通じた小学校教育実習事後指導の試み