音響ノイズキヤンセラにおけるひずみ低減の一手法

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概要

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雑音が重畳された所望の信号からこの雑音を除去し、所望信号を得る手法として、ノイズキャンセラがある。これは、主入力マイクと参照人力マイクを持ち、主入力信号中に所望信号と雑音があるとき、参照入力信号中の雑音成分から、主入力信号中の雑音成分を推定し、主入力信号から雑音を除去するものである。このノイズキャンセラは、参照入力が雑音成分のみの場合は、良好な結果が得られるが、参照人力に所望信号が混入する場合は、所望信号に歪が生じるため対策が必要である。本稿では、ノイズキャンセラにおける所望信号の歪を低減する一手法について提案する。
電子情報通信学会の論文
1994-09-26

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