大学における一般教育としてのキャリア教育と情報教育の着地点―情報化した就職活動のPBLとしての可能性―
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概要
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近年,学生の就職難を受けて,初等中等教育から高等教育にいたるまでキャリア教育への注目が高まっている。本稿では特に専門的な職業教育ではなく一般教育として注目されているキャリア教育導入の流れ,内容について検討する。90年代末から21世紀初頭にかけての情報教育と比較すると,一般教育としてのキャリア教育導入の流れは社会からのPush要因と学校からのPull要因,「生きる力」との関連など多くの共通点が見いだせる。これらを踏まえると,早期化・長期化に加え,情報化が進む就職活動を情報教育においてPBL化することは大学における一般教育としてのキャリア教育と情報教育の両者にとって有意義な提案となりうる。
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