大学における初年次教育の成果を資格取得で「見える化」させる方略の実践と評価:―早期キャリア形成を目的とした短大1年次におけるコンピュータリテラシー資格取得との連携において―
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概要
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新規学卒者の就職が厳しさを増すなか,大学におけるキャリア形成支援の重みが増している。本稿では,短大の初年次教育における情報教育を材料とし,早期キャリア形成における正規授業と連携させた情報関連資格取得支援の取り組みについて報告する。本稿で報告するのは,正規授業で習得したコンピュータリテラシーを,単に「学習した」という事実のみに埋没させるのではなく,資格取得という到達目標を達成させることによって,習得した内容を「見える化」させようという試みである。今回は,一般に知名度が高いとされるマイクロソフト認定アプリケーション・スペシャリスト(MOS)の資格取得を最終目標に設定し,夏季休暇中に実施した資格取得のための集中講義と連携させた授業を,第一著者が担当する情報処理実習科目において試みた。その結果,短期間にMOS資格を取得させることができ,早期キャリア形成支援の結果として,学生の学習成果を「見える化」させることができた。
- 一般社団法人 CIECの論文
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