大学病院に勤務する看護師への「生きる意味を問うがん患者」とのコミュニケーションスキル向上プログラムの効果の検討─介入前と介入後6カ月間の態度比較─
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概要
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【目的】大学病院看護師への, 生きる意味を問う患者とのコミュニケーションスキル向上教育効果を検討した. 【方法】対象: 看護師24名. 介入方法: 村田が開発したスピリチュアルケア教育プログラムを用いた. 評価: 森田らの質問紙調査による介入前と1・3・6カ月後の平均値の差の比較. SPSS ver.21. を用いて対応のある15名を分析対象とした. 【結果・考察】経験年数平均12.5 (SD 8.2)年. 「Confidence of Communication」 と 「Sense of Helplessness」 は, すべての時期で, 「Positive Appraisal」は6カ月後で有意な差がみられた(p<0.05). "Self-Reported Practice"は積極的な姿勢に変化した. 本教育により大学病院看護師はコミュニケーションの自信を高め, 患者のそばに留まる傾向がみられ, 本プログラムの効果が示唆された.
- 日本緩和医療学会の論文
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