特異な形態と血行動態を示す胃静脈瘤を合併した真性多血症の1例
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概要
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症例は63歳,女性,真性多血症。胃体部大彎ひだに沿った静脈瘤からの出血に対し,内視鏡的硬化療法(EIS,ヒストアクリル)にて止血した。その後,脾門部からの流入血管に対して,経皮経肝的にカテーテルを挿入し,5%EOIを注入したが,塞栓効果は得られなかった。そこで,5%EOIを用いたEISを選択し,計5回のEISにて静脈瘤は消失した。
- Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapterの論文
Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapter | 論文
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