内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)にて穿孔を来すも保存的に改善し完全切除し得た十二指腸カルチノイドの1例
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概要
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症例は50歳代,女性。十二指腸球部前壁の8mmのカルチノイドに対しESDを施行し完全切除を得た。術中に小穿孔を来たしたが,クリップ縫合を行い,腹膜炎の併発なく改善した。筋層浸潤がなく内視鏡的切除が可能であることの診断には,病変に対し局注後にEUSを行うことが有用であった。またESDは穿孔しても孔が小さく,クリップによる縫合が可能で,十二指腸カルチノイドの治療法として選択しうる方法と考えられたので報告する。
- Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapterの論文
Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapter | 論文
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