オクトレオチドの有効性が示唆された蛋白漏出性腸症合併重症潰瘍性大腸炎の1例
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概要
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UCの経過中に低アルブミン血症が遷延し,99mTc蛋白漏出シンチグラフィーにて蛋白漏出性腸症と診断した1例である。難治性下痢に対しオクトレオチド100µg皮下注の連日投与を開始したところ,血清アルブミン値の改善を認めた。本症例では,蛋白漏出性腸症を合併した難治性UCに対する下痢と低アルブミン血症の改善にオクトレオチドが有効である可能性が示唆された。
- Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapterの論文
Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapter | 論文
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