ストレスを契機にして発症したCronkhite-Canada症候群の1例
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概要
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77歳男性。ストレスが先行して発症し,2年以上の経過後Cronkhite-Canada症候群と診断された。血液検査上著明な低蛋白血症とα1-antitrypsinテストの上昇があり,蛋白漏出性胃腸症と考えられた。消化管検査では,胃から十二指腸および回腸から大腸全域にかけて大小様々なポリープが多発していた。ステロイド治療により臨床症状の改善とポリープの縮少,消失がみられた。
- Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapterの論文
Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapter | 論文
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