PTPの異物除去にロングオーバーチューブが有用であった1例
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概要
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73歳,女性。変形性膝関節症等にて当院整形外科に通院中。PTPを誤飲し,除去目的に緊急内視鏡を施行した。上部消化管の内視鏡的異物除去術に関し,粘膜損傷や腸管穿孔の危険性が報告されており,様々な工夫が報告されている。今回我々は,イレウス管挿入用ロングオーバーチューブを使用し,噴門部・食道・咽頭部とも損傷せず安全に除去できた。
- Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapterの論文
Japan Gastroenterological Endoscopy Society Kanto Chapter | 論文
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