透輝石CaMgSi2O6の球共振法による弾性率測定
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概要
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透輝石(diopside,CaMgSi2O6)はその重要性にもかかわらず,その弾性率データの報告は希であった。単斜晶系においては13個の弾性率を測定する必要があるためである。近年,ブリュアン散乱法 (Collins and Brown, 1998 ) に引き続いて共振法による弾性率測定結果が報告され始めた(Isaak and Ohno,2003;大野,2003;鈴木ほか,2003)。今回,我々は透輝石単斜晶試料に球共振法の適用を試み,共振スペクトルに適合する弾性率を得た。
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日本鉱物科学会 | 論文
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