マニュアルデザインにおける文書フォーマットの実証的評価:~情報の検索性、再認性、作業負荷の観点から~
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概要
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新聞や雑誌、教科書など、テキストが扱われる分野や媒体の違いこそあれ、定番ともいえるフォーマットが存在している。本研究では、電化製品のマニュアルというドメインでよく用いられる文書フォーマットについて比較実験を行なった。マニュアルの用途を考えた場合、単に文の視認性や可読性だけではなく、必要な情報を探し出せるか、操作内容や用語を覚えられるか、どれぐらい作業負荷がかかるかということの評価が重要であり、これらを検証するため、本研究では被験者30名を対象に、マニュアル制作で実際によく用いられる4種類のマニュアルのフォーマット(。_丸1_ A4 紙、 9pt(ポイント)、1 コラム _丸2_ A4 紙、 9pt、 2 コラム _丸3_ A4 紙、 8pt、2 コラム、_丸4_ B5紙、8pt、2 コラム)について、一般的な内容の文と実製品のマニュアル文を素材にして検索課題、再認課題を用いて比較実験を行い、またNASA-TLXにより作業負荷を評価した。その結果、課題を通してフォーマットの違いによる情報の検索や再認のパフォーマンス、作業負荷の差は見られなかった
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