視覚的使いやすさ感の研究:ジャー炊飯器を事例として
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概要
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本研究は、高齢者が家電製品等に対したときに感じるインタフェースデザインの「視覚的な使いやすさ感」に影響を及ぼす要因を解明し、その研究成果を製品デザイン開発現場で適用可能な設計ガイドラインとして編集することを目的としている。<BR>今回はジャー炊飯器を事例に、「視覚的使いやすさ感」と「実際の使いやすさ」を比較し、どのような視覚的認知要素が「視覚的使いやすさ感」および「実際の使いやすさ」に影響を及ぼしているかを探る。<BR>被験者は高齢者群とその対照層としての若年群である。実験解析方法は区間AHP法、ユーザビリティテスト、視線解析、およびラフ集合を用いた。<BR>実験結果の解析の結果、高齢者群と若年群には同じ視覚的認知要素から受ける「視覚的使いやすさ感」に差異が認められることが明らかとなった。
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