遠隔地における妊婦の見守り支援ツールに関する研究:妊婦を取り巻く環境および心情調査
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概要
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医師不足に伴い、日本では国を挙げてITを用いた医療支援に取り組み始めている。特に産婦人科・小児科の医師不足は深刻であり、支援が急務とされている。本研究では妊娠期の妊婦の感情や状況を調査し、妊婦のケアを最優先に考えた支援ツールを考察する。今回の報告では、考察のために実施した妊婦とその家族に対する4つの心情調査とその結果の分析、結果から得られた今後の研究の方向性について述べる。妊婦の不安は身体的要因と精神的要因に大きく分けることができるが、今回の調査結果からさらに精神的要因は知的な要因と感情的な要因に分類することができると考えられる。支援ツールは、妊婦の不安となる精神的要因のこれら両側面をケアできるものとする。現在はプロトタイプの制作中であり、評価の協力妊婦を探している。
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