情報デザイン能力育成のための基礎教育プログラムの開発:情報[世界]を見る・考えるデザイン演習
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概要
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これまでに、芸術・デザイン分野を専攻していない学生のための、デザイン教育プログラムとそのための教材開発をおこない、さらに情報デザイン能力育成のための基礎教育プログラムの開発が必要と考えた。情報デザインの根底にあるデザインマインドは、分野を問わず多くの学部・学科においても必要とされる。本研究で開発する教育プログラムは、専門教科情報科の新領域「情報デザイン」の指導にも活用できるものと考えている。「情報[世界]を見る・考えるデザイン演習」と題した4つの演習は、それぞれ「知覚」「ことば」「境界」「時間」をテーマとし、発想と表現を意図したステップを用意している。教材として用意されたWebを利用し、収集したデータなどの公開、メンバー相互での評価、自己評価シートでの総括などを通して、デザインマインドの気づきを与える。今後、実践によって得られた成果を検証し、Webアプリケーションとして統合的な教材開発に取り組む。演習の解説、資料、ワークシートなどを編集したワークブックも制作する。WebアプリケーションとワークブックはWebを通して広く公開する予定である。
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