製品のチープ感がもつ魅力的価値の研究
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概要
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今日、様々な価値観のもと生み出される製品の中には、チープだけど良い、というようにチープであることがかえって好印象に受け止められる場合を「グッドチープ感」と仮定した。まず、文献調査から、キッチュが上の階級への憧れであるのに対して、チープは下の階級へのあこがれであると仮定した。また、様々な製品96サンプルを用意し、好き嫌いとチープ感の度合いの評価を、被験者15人に対し行った。この結果、好き嫌いとチープ感には負の相関があることがわかった。また、実験後の自由発話より、被験者の多くは懐かしさを感じるものにグッドチープ感を感じているとことがわかった。
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