視点位置の変化とカーシミュレーションにおける現実感の関係:現実空間の仮想化を利用したシュミレーションゲーム
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概要
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現在、ゲームは老若男女問わず娯楽として存在し続けている。特にレースゲームにおいては、ゲーム機の進化とともに、グラフィック性能などの向上により、新機種ハードウェアのデビューソフトの代表として発売される。車を題材としたソフトはレースだけが主体ではなく、シュミレーターとしての用途を持つものが存在し、当然のようにドライバー視点での操作が推奨され、仮想空間の中でリアリティーが演出されている。その一方で、ラジオコントロールカーは、車を題材としながらも俯瞰で行う操作のために、実車との関係性は少ない。しかし、現実空間で起こっている出来事は事実であり、実在する物体を操作することの楽しみを持っている。過去には、これらの中間に位置する、ラジオコントロールカーに取り付けられたカメラからの映像を見て操作するものが存在した。しかし、現在は販売されておらず、原因はモニターとカメラの制限による視界の狭さに問題があると考え、ラジオコントロールカーにカメラを取り付け検証を行った。これらの結果より、視線を変える機構を持たせることで、視界による制限も緩和され、より現実に近いシュミレーションが期待できる結果を得ることができた。
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