フィジカルコンピューティングによるインタラクティブな動きのデザイン
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概要
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過去において、コンピュータでデバイスを制御するなどのエレクトロニクスの使用にはその分野においての技術者の専門的な知識が必要だった。しかし近年、Gainer、Arduinoをはじめとした、より使い勝手の良いツールが開発されるようになったため、高度な技術や専門的な知識を持たずに誰でも手軽にインタラクティブなコンテンツが作成出来るようになった。フィジカルコンピューティングとは、このようなツールキットを使い、従来のインターフェイスなどに新たにセンサーなどの入力デバイスや、LED、スピーカー、モーターなどの出力デバイスを加えることにより、身体的なコンピュータのあり方を探ろうとする試みである。世の中にフィジカルコンピューティングが登場したことによって、デザイナーはパソコンの画面上だけではなく、ディバイスを使った表現が出来るようになった。つまりは、従来にくらべ、デザインの対象がより動的に変化したということである。このような変化に伴い、フィジカルコンピューティングの仕組みをデザインとしてどのような応用が出来るのか、可能性を探るために、Gainerを使い浮遊感を演出するロボットの動きを作成した。
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