ヘアードライヤーの視覚的使いやすさ感の評価に関する調査分析
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概要
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今日、視覚的使いやすさ感はマーケティング分野においても注目されている。この背景から、我々は表示画面や操作パネル部分に焦点を当てた研究を行ってきた。それに対して、本研究では、これまで行われていなかった造形(スタイリングデザイン)のみの視覚的使いやすさに注目した。その事例として、ヘアードライヤー製品を対象とした。分析の方法としては、主成分分析の主成分得点を用いて,サンプルの絞込みを行い各主成分の示す特徴をラフ集合で抽出する新たな試みを行った。その結果、「髪の毛がすぐ乾きそう」などの対象製品の本来機能の視覚的な使いやすさ感が上位になることが示された。この結果は,製品コンセプト策定において新たな視点として加味する必要を示唆している。
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