製品そのものから見られる現代景徳鎮製磁工房文化の変容:景徳鎮における製磁工房職人へのアンケートおよびインタービューを通して
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は、現在の景徳鎮における製磁工房から作り出す製品そのものの面をめぐって、現在の景徳鎮製磁工房の文化変容を、観察、解析したものである。職人の意識調査を通して、下記のように析出した。_丸1_現在、景徳鎮における若い製磁職人と伝統的な職人の思考がかなり離れている。_丸2_製品の革新しよう製磁職人は少なくても新しい動きとして、まだ定着していないが、伝統的な工房に入り込んでいる。_丸3_伝統的な職人が伝統的な市場を守りながら、革新する市場を包容し、支えていて、観察している。_丸4_革新派と言える製磁者は技術などの面で、まだ景徳鎮における伝統的な工房に依存ざるをえない状態である。_丸5_現在、伝統派と革新派が、共学していることが見える。_丸6_長年で移民都市としても変わらず景徳鎮磁器は、現在、革新派のチャレンジに直面している。今後伝統派と革新派が景徳鎮に共存する可能性と、融合される可能性もないと言えないと考えられる
- 日本デザイン学会の論文
日本デザイン学会 | 論文
- G13 陶磁器デザインにおける「スタジオプロダクト」の可能性(デザイン計画、インタフェース、デザインマネージメント、デザイン教育、その他,「想像」する「創造」〜人間とデザインの新しい関係〜,第56回春季研究発表大会)
- P07 病院におけるノーマライゼーションの研究 : 筑波大学附属病院内スツールデザインを通して(心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)
- 材料計画の枠組み(学会賞)
- D18 "食"のユニバーサリティーの一考察 その2 : UD視点による重要視する食品パッケージの表示研究(ユニバーサルデザイン、その他,「想像」する「創造」〜人間とデザインの新しい関係〜,第56回春季研究発表大会)
- G05 "食"のユニバーサリティーの一考察(インタフェース、ユニバーサルデザイン,心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)