地場産業振興におけるデザインの役割:日本の陶磁器産業を中心として
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概要
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本研究は、衰退著しい日本の地場産業の中でも特に、陶磁器産業に焦点を絞り、地場産業振興に果たしうるこれからのデザインの役割と手法の提示を目的とするものである。 まず、地場産業の概念と定義について考究し、再定義を試みている。次に、地場産業振興方策の系譜を研究し、その変遷を分析、考察している。そして、日本の陶磁器産業に焦点を絞り、全国149カ所の産地をピックアップし、マップ上にプロットした上で産業構造の類型化を試みている。その中でも、新たなパラダイムを起こし、地場産業の再生を試みるデザイナー・城谷耕生氏に着目し、取り組みの事例を調査した。その上で考察を深め、これからの地場産業振興におけるデザインの可能性を提示している。
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