情報デザイン教育の実践(4):情報の視覚化と技術との連携
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概要
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平成18年度、岡山県立大学は独立法人化を果たすとともに学内の教育体制の改編を行った。デザイン学部は改編された「デザイン工学科」「造形デザイン学科」の二学科編成となり、「デザイン工学科」は既存のデザインコースに加え、「情報デザインコース」が新設された。学科学生は、二年生時よりコースを自主的に決定するために、コース別の専門的な科目は二年次以降に開講される。情報デザインコースでは、高度なデザイン作業へと連続的に学習できるカリキュラムを編成した。そして三年次からは、様々なデザイン技術との融合を図りつつ、情報編集デザイン能力の育成、情報デザイン教育の深化を求めた。これは総合的な知力と高度な技術の融合した人材の育成という、高等教育機関に求められる教育体制と考える。とくに情報の視覚化に着目し、実施している教育について考察し、情報デザイン教育のモデルを模索することとし、これまでに明らかになった課題の克服や、学習内容の一層の充実を図りたい。
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