プロダクトデザイン領域における3D-CAD教育プログラム研究:静岡文化芸術大学における事例をもとに
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
プロダクトデザインにおいて、3D-CADはもはや欠かすことのできないツールとなった。しかし、数々の利点がありながらも、習得時間の長さや様々な種類のCADソフトから何を選択するのかなどいくつかの問題を抱えている。さらに、非理系志向の学生の多い大学では、学生の学習意欲を高めることも難しい。そこで、国内外の大学の状況やデザイン業務に関係する企業への聞き取り調査を行い、大学への求人情報と学生の進路希望状況をもとにデザイン系大学(非理系志向)における3D-CAD教育のあり方を研究し、実験的プログラムを実施した。このプログラムでは、クレイモデルなどの手作業による表現と3D-CADと三図面やレンダリングなどの2次元表現を連動させ、3次元形状を把握させる手助けとした。プログラムを体験した学生のコメントから、このプログラムは、立体の基本構成や変化について理解させる効果があると確認できた。
- 日本デザイン学会の論文
日本デザイン学会 | 論文
- G13 陶磁器デザインにおける「スタジオプロダクト」の可能性(デザイン計画、インタフェース、デザインマネージメント、デザイン教育、その他,「想像」する「創造」〜人間とデザインの新しい関係〜,第56回春季研究発表大会)
- P07 病院におけるノーマライゼーションの研究 : 筑波大学附属病院内スツールデザインを通して(心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)
- 材料計画の枠組み(学会賞)
- D18 "食"のユニバーサリティーの一考察 その2 : UD視点による重要視する食品パッケージの表示研究(ユニバーサルデザイン、その他,「想像」する「創造」〜人間とデザインの新しい関係〜,第56回春季研究発表大会)
- G05 "食"のユニバーサリティーの一考察(インタフェース、ユニバーサルデザイン,心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)