易感染性にある小児がんの子どもの食生活を支援する携帯サイトの開発
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概要
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易感染症にある小児がんの子どもには食事制限があり,しかも治療段階によってその制限が変化する.患児や家族には食生活を支援するためのパンフレットが配布されるが,治療段階に合った食事制限を確認しながら買い物ができるという利便性に欠けている点が問題点として挙げられた.そこで,子どもの治療段階を確認して食事基準にマッチした食材・食品を買いもの時でも利用できるようにモバイルサイトを構築し,看護師・医師・栄養士・家族会によってその利便性について評価を得た.<BR> 一方,その利用状況をシミュレーションすることで,モバイルサイトに教育的効果を組み込む必要があることが分かってきた.その一つが,レベルダウン型教育法の要素である.なぜなら,治療開始の段階が最も食事制限が厳しいため保護者に理解してもらう量が多く,治療を経るごとに食事制限が緩和し学ぶ内容が少なくなるためである.現在.この要素をインタフェースとして組み込んだモバイルサイトを新たに構築している段階にある.
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