能動的センシングデバイスCyARMによる形状知覚
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿では,人間の能動的な知覚に着目し,ユーザが環境を知覚するためのセンシングデバイスは,ユーザが能動的にセンサを動かしながら使用するべきであると主張した.また,能動的に使用することの出来るセンシングデバイスを用い,ユーザが環境を知覚できるかどうかを検証した.その代表的な例として,我々がこれまで開発してきた能動的センシングデバイスCyARM を用い,実験を行った.タスクはオブジェクトの形状を特定することであった.実験の結果,特定されやすい形状と特定されにくい形状の特徴が明らかになった.今後は形状知覚タスクの際のモーションデータを用い,「CyARMの動かし方」と「形状知覚の正確性」,「CyARMの動かし方」と「知覚された対象物体の形状」についての関係を分析し,「どのようにCyARMを用いることで形状の知覚が可能になるのか」について明らかにしていく.
- 日本デザイン学会の論文
日本デザイン学会 | 論文
- G13 陶磁器デザインにおける「スタジオプロダクト」の可能性(デザイン計画、インタフェース、デザインマネージメント、デザイン教育、その他,「想像」する「創造」〜人間とデザインの新しい関係〜,第56回春季研究発表大会)
- P07 病院におけるノーマライゼーションの研究 : 筑波大学附属病院内スツールデザインを通して(心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)
- 材料計画の枠組み(学会賞)
- D18 "食"のユニバーサリティーの一考察 その2 : UD視点による重要視する食品パッケージの表示研究(ユニバーサルデザイン、その他,「想像」する「創造」〜人間とデザインの新しい関係〜,第56回春季研究発表大会)
- G05 "食"のユニバーサリティーの一考察(インタフェース、ユニバーサルデザイン,心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)