社会-技術的ネットワークによるロボットのデザイン:幼稚園におけるロボットの使用に関する、エスノグラフィ及びデザイン研究
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概要
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パートナーロボットのようなICTs(情報コミュニケーション技術)のデザインは、使用という行為を切り離して考えることはできない。ロボットのデザインを実践/評価する際に、エンジニアが社会とは隔絶したところでテクノロジーを考えようとするようなことがあっては、パートナーロボットの将来は望めない。本研究では、ロボットを社会-技術的ネットワークと捉える「ネットワーク指向のアプローチ(上野,2006)」などをデザインのリソースとして、パートナーロボットをデザインするその過程を人間、非人間、行為などを対象に記述していった。その結果、ロボットを使う活動をデザインするためには、ロボットの周辺環境をデザインし、ロボットを使用する空間と時間を作り、教員とともに使用の可能性を探っていく必要があることが明らかになった。
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