洋菓子店の外観デザインのデザインコンセプト策定法
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概要
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洋菓子店の外観デザインについて、「入りたくなり、さらに、入りやすい」という視点から、2つのデザインコンセプトを策定した。その策定法について、ひとつの試みを行った。具体的には、評価グリッド法を用いて、認知評価構造を構成する12イメージと48の認知部位を抽出した。25種類のサンプル写真に対して、12イメージの5段階のSD尺度のアンケート調査(2007年10月)を行った。この結果をもとに、区間回帰分析とラフ集合を用いて、2つの認知評価構造を明らかにした。この現状の認知評価構造から、2つのデザインコンセプトを策定した。森典彦の提唱する創造性と関係する「併合」の考え方を用いて、このコンセプトをもとにデザインスペックを求めた。得られたデザインスペックから3次元のスケッチを作成して、そのコンセプトの検証を行った。その結果、スケッチはデザインコンセプトを反映していることが明らかになった。つまり、提案のデザインコンセプト策定法が検証された。
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