子供達がパペロに対して抱くイメージについての臨床心理学的分析:名古屋万博のリピーターの子どもたちを対象にして
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概要
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2006年名古屋万国博覧会のロボットステーションで、NEC製のパーソナルロボット「パペロ」を展示、デモンストレーションを行った。そこで子どもたちはパペロに触れ合い、パペロとコミュニケーションを行った。来場した子供の中には、特に「パペロ」が気に入り、期間中何度もパペロに会いに来た子どもたちがいた。本研究では、そのように何度もパペロとの触れ合いを求めてやってくるリピーターの子どもたちを対象にして、何故彼らがそれほど「パペロ」に惹かれるかを調べることを目的とした。具体的には、リピーターの子どもたちに「パペロのイメージ」というテーマでコラージュを作ってもらい、そのコラージュを中心にしてデプス・インタビューを行った。その結果から、リピーターの子どもたちが、何故「パペロ」にそれだけ惹かれるのかを探ることとした。
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