インターネットにおける出産と子育てに関する情報収集・交換の現状について:共働き夫婦の育児環境に関する研究 その1
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概要
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本研究ではインターネットによって得ることのできる子育てに関する情報内容と量により、職業を持ちながら結婚、さらに出産を選択する、もしくは選択を希望している女性たちによる、情報収集と情報交換内容の調査を行った。今日の日本ではインターネットの普及が進み情報化社会といわれており、情報豊富かつ選択自由な状況下において、女性たちがどのような情報を参考とし自らのライフプランを選択しているのかを把握することが目的である。調査方法は、Google、Yahooにおける「ワーキングマザー」検索にてヒットした各上位10サイトと先行研究よりキーワードを110個抽出し、Google上位100サイトによるキーワード検索数を計った。結果として、キーワード検索数の上位の内容は、育児に関する出来事の情報交換とそれに伴う子どもの成長確認、妊娠中の体の変化や留意点の情報提供、地域毎による保育園の利便性に関する情報収集であった。またそれに続き、社会制度や身内・地域によるサポートや家事負担の軽減方法についての情報交換が数多く見受けられ、働き方についての不安感や自分の時間を大切にしたいといった意識の現れも窺うことができた。
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