欧米人(青い眼)の視認性の研究について:ヘッドアップディスプレイの視認性に影響を及ぼす要因について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
研究の目的は、ヘッド・アップ・ディスプレイの視認性の実験をおこない、ヨーロッパ人や米国人(青い眼)の視認性を明らかにすることである。<BR>被験者は、上智大学の教員及び学生で、アメリカ人24名、ドイツ人9名、イギリス人8名、スウエーデン人4名など合計60名を対象におこなった。<BR>実験方法は、「俯角」「輝度コントラスト」「表示距離」「表示サイズ」「色波長」の5要因に3水準を設定したスネレン視力表を、表示してから認識するまでの時間を測定した。<BR>実験結果では、「輝度コントラスト」と「表示サイズ」が最も視認性に影響した。認識しやすい輝度コントラストは0.3以上であった。また、大きい表示サイズほど認識しやすく、20-30歳代と60-70歳代では0.4sec以上の差があった。
- 日本デザイン学会の論文
日本デザイン学会 | 論文
- G13 陶磁器デザインにおける「スタジオプロダクト」の可能性(デザイン計画、インタフェース、デザインマネージメント、デザイン教育、その他,「想像」する「創造」〜人間とデザインの新しい関係〜,第56回春季研究発表大会)
- P07 病院におけるノーマライゼーションの研究 : 筑波大学附属病院内スツールデザインを通して(心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)
- 材料計画の枠組み(学会賞)
- D18 "食"のユニバーサリティーの一考察 その2 : UD視点による重要視する食品パッケージの表示研究(ユニバーサルデザイン、その他,「想像」する「創造」〜人間とデザインの新しい関係〜,第56回春季研究発表大会)
- G05 "食"のユニバーサリティーの一考察(インタフェース、ユニバーサルデザイン,心「こころ」とデザイン,第55回春季研究発表大会)