屋外広告物の形態と歩行者の注視特性との関係
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概要
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都市空間にあふれている屋外広告物は,多くの情報を人々に提供し,人々の店舗への誘導を促している。しかし,屋外広告物の設置場所や形態によっては,分かりにくく,集客性の低下をもたらす可能性があると考えられる。そこで本研究では,アイマーク・レコーダを用いて屋外広告物に対する歩行者の注視特性について検討した。調査範囲は相模原市橋本駅周辺の主要4街路とした。各街路を60秒間デジタルビデオカメラで撮影し,その映像を,スクリーンを通してアイマーク・レコーダを装着している被験者に見せた。被験者が映像のどこを注視しているか正確に分析するために,アイマークデータを0.17秒ごとにキャプチャー画像としてパソコンに取り込み,その画像をもとに歩行者の注視特性を明らかにした。実験の結果,歩行者の注視特性として,街路形状による注視点分布の相違,看板の種類や設置場所による,注視距離の相違が明らかになった
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日本デザイン学会 | 論文
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