園芸活動のビジネス化展開:ーMAFプロセスによるプロジェクトの事例ー
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概要
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1.研究背景 NPO活動のように社会的な活動を捉えたビジネス化プロセスなどソーシャルデザイン的な活動では、前者の生産システムが適用しにくく、ここで望まれる作り手と使い手が同時に目的やニーズを解決するということが極めて難しいと言える。それは、既存のプロセスがもっている溝であり、社会の一部の人には求められているが製品の生産性・コストの問題で企画段階で終わってしまったり、何よりもどんな目的でどんな人が使っているのかという基本的な趣旨を忘却したまま結局一般的な製品プロセスの扱いになってしまうという既存プロセスの持つ謎である。 このように、特殊な環境における生産システムでは総合的・融合的なデザインプロセスが必要である[注1]。2.研究目的 そこで本研究では、「ミディアムエージェント機能を生かしたプロセス(MAFプロセスと略する)」を活用し、NPO活動のように非営利的な理念をもつ社会的な活動を捉えて、特殊なニーズが必要であった領域の製品づくりが可能になるビジネス化の事例研究を試みている。この研究を通してMAFデザインプロセスのによる社会的な活動の具体的なビジネスモデルの提案と、ビジネス化の方法の発見が目的である。
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