構造モデル構築と数学モデル構築を統合したデザイン方法
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概要
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デザイン上流過程ではユーザの欲求が検討され,構造モデルが使用されると考えられる.一方,デザイン下流過程ではユーザの欲求に対するデザイン解の導出が行われ,数学モデルが使用されると考えられる.従来の研究では,それぞれのモデル構築を支援するデザイン方法は提案されているものの,両者を統合したデザイン方法は提案されていない.本研究では,統合デザインモデルに着目し,はじめに同モデルの特徴を反映した構造モデル構築法としてISM法が導入された4階層QFDを提案した.つぎに,4階層QFDに基づく,因子選択方法を提案した.そして,4階層QFDと因子選択方法により,両モデル構築を統合したデザイン方法を提案した.さいごに,提案したデザイン方法を,自動車用シートデザインに事例適用することにより,その適用可能性を示唆した.
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