意思決定における関係による主観的評価:服の色決定における主観的評価
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概要
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我々は服の色を選ぶとき、どこを注視して選択するのだろうか。各個人は似合う・似合わないという表現を行なうとき、どのような評価基準を持っているのか。同一のデザインから選択する範囲として、色が選択基準として残っている場合が多い。そして選択基準はその人に似合う、似合わないという問題を内包している。また、自己と他者に対してどのような基準によって評価を行っているのか。そこで本研究では、似合う・似合わないという判断を行なうとき、どのような評価基準を持っているのかを探るため実験を行った。実験は日本人の20代男女10人(各5名)が服の色(Black, Yellow, Green, Blue, Beige, White, Purple, Light-Blue, Red, Khaki)と顔を見るとき、自己と他者(男・女)そして知っている、知らないという関係によって好き・嫌い、似合う・似合わないという評価を順位と一対比較それから自由記述と発話によって被験者ごとに似合うという評価の一貫性があるかという検討と似合うという意思決定を行うときの評価要因を探る研究である。
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