展覧会づくりによるデザイン教育の実践例:展覧会「UNIVERSAL 10(TEN)」を通じて
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概要
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ユニバーサルデザインが社会的にも浸透し始めている。初等・中等教育の現場においてもその視点を、生活科、美術、あるいは総合的な学習の時間で学ぶことが求められている。本発表は、「展覧会づくり」というデザイン教育の一手法の可能性を示すものとして、教員養成を基軸とする東京学芸大学で行った、「ユニバーサルデザイン」をテーマとした展覧会「UNIVERSAL 10(TEN)」(2003/11/1_から_11/6)と開催までの活動を報告する。学生たちは、自主研究組織をつくり、主体的に企画から、共通認識のためのワークショップ、協力企業の交渉、展示デザイン、ビジュアルデザイン、展覧会運営、そして小学生を招いた授業まで取組んだ。展覧会は、先端的な製品(協力企業は15社)から、学生の提案までの体験的な展示スタイルを実践し、高い評価を得るばかりでなく、様々な活動が展開するものとなった。
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