Webサイト『仙台デザイン史博物館』構想の提案:博物館とWebの特性を生かして仙台デザイン史の価値を伝えるために
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概要
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仙台にはかつて、昭和3年に設立された商工省工藝指導所という国立で唯一の工芸指導機関があったことから、仙台は「近代工芸・デザイン研究発祥の地」と言われているが、その歴史を知る市民が少ないのが実状であり、市民がこの歴史に触れられる機会は少ない。よって本研究では、工藝指導所の研究成果を中心に仙台の工芸品などを掲載対象としたデザイン史に関するWeb博物館の提案を行うことによって、気軽にその歴史に触れさせ、その情報交換の場を提供することを目的する。そしてそのWeb博物館制作のために考慮すべき事柄を検討し、最終的に実制作を行う。 実際の博物館は視点移動によって実物を見ることで実体験に基づいた学習が可能であることにその特色がある。一方Webはモノの物理的スペースの概念がなく、設立のための経済的負担や展示品維持の問題が軽減できるということ、対話型であるということ、そして状況に応じて柔軟に対応できるという特性がある。それら2つの特性を生かしてWeb博物館を構築していく。
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日本デザイン学会 | 論文
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