モンゴル国東北部, Ulaan鉱床地帯における角礫パイプ型鉱化作用について
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概要
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モンゴル国における亜鉛鉱床は同国東北部を中心に分布しており,それらの鉱化作用はジュラ紀から白亜紀にかけて生じたとされている.モンゴル国に分布する亜鉛鉱床はスカルン型鉱床,熱水性鉱脈型鉱床,角礫パイプ型鉱床が知られている.Ulaan鉱床群(Ulaan‐Mukhar鉱床)はZn-Pbを中心とした多金属鉱化作用を伴い,亜鉛鉱床としては特異な角礫パイプ型鉱床で,数1000万tの鉱量を誇るモンゴル最大規模のZn-Pb鉱床である.この世界的に珍しい角礫パイプに伴う多金属鉱化作用について解明することを本研究の目的とした.
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日本鉱物科学会 | 論文
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