NST活動の活性化に向けた各職種の課題と方策 管理栄養士の活動,その課題と方策
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
管理栄養士は、栄養のプロフェッショナルとして必要栄養量を計算し、それを食品に置き換え、食事として提供するスキルを持っている。また、栄養評価の際に自ら足をはこび、患者から直接話を聞き、身体計測を行い、病棟スタッフと情報交換することもできる。このように栄養管理の中心として存在するのが管理栄養士であり、医療専門職としての管理栄養士の役割がますます大きく変化している。情報は常にベッドサイドにあり、学んだ栄養学の知識をしっかりと自分のものにするには、自分の足で病棟に出向き、実体験して、初めて臨床応用ができるのである。また、学会や研究会の場で自らの取り組みを発表することにより、エビデンスが構築される。特に、栄養マネジメント(栄養学の実践)とは、サイエンスとアートを統合することであり、栄養士が臨床の現場で活躍するには、コミュニケーション能力、共感力、コーディネート能力などの人間力が要求されることを強調したい。
- 日本静脈経腸栄養学会の論文
日本静脈経腸栄養学会 | 論文
- 必要エネルギー量の算出法と投与の実際 各種病態におけるエネルギー,基質代謝の特徴と,至適エネルギー投与量(肝障害,腎障害)
- 酸性経腸栄養剤を用いた経腸栄養カテーテル閉塞機序の検討
- 山形大学病院における栄養アセスメントシステムの構築
- 粘度調整食品を用いた経腸栄養の胃食道逆流に伴う誤えん性肺炎の予防と患者のQOLに対する長期的影響
- がん患者の栄養管理 晩期がん病態改善のための栄養管理と食事指導