在宅中心静脈栄養長期施行中に発症した銅欠乏症の2例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
医療の高度化、人口の高齢化に伴い長期にわたり中心静脈栄養 (TPN) や経腸栄養を継続する症例が増加し、経口摂取では本来発症しにくい微量元素の欠乏症が報告されている。また、長期のTPNを施行した場合、微量元素製剤の使用を怠ると、銅が欠乏し貧血や白血球減少などを来たすことも知られている1)。今回、長期にわたり在宅TPN施行中に発症した銅欠乏症2症例を経験したので報告する。
- 日本静脈経腸栄養学会の論文
日本静脈経腸栄養学会 | 論文
- 必要エネルギー量の算出法と投与の実際 各種病態におけるエネルギー,基質代謝の特徴と,至適エネルギー投与量(肝障害,腎障害)
- 酸性経腸栄養剤を用いた経腸栄養カテーテル閉塞機序の検討
- 山形大学病院における栄養アセスメントシステムの構築
- 粘度調整食品を用いた経腸栄養の胃食道逆流に伴う誤えん性肺炎の予防と患者のQOLに対する長期的影響
- がん患者の栄養管理 晩期がん病態改善のための栄養管理と食事指導