気流法によるトナー・キャリア間の付着強度分布の測定
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概要
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トナー・磁性キャリア間の付着強度分布を測定する新しい手法を開発した.少量の磁性二成分現像剤を磁石の上に散布すると,キャリアは壁面に対して垂直に立ち並び,磁気ブラシを形成する.この磁石を高さ1mm,幅8mmの矩形流路内に取り付けて,空気流速を一定の割合で上げると,トナー粒子はキャリアから分離する.飛散したトナー粒子を光散乱式検出部で測定し,空気流速に対する飛散粒子量から付着強度分布を求める.1回の測定に必要な現像剤は20mgであり,測定時間は5分間である.本研究では,ケミカルトナーおよび粉砕トナーを用いて,トナー・キャリア間の付着強度分布に及ぼす比電荷の影響を評価した.
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The Imaging Society of Japan | 論文
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