ハーフトーン画像のドット構造解析 I ドット形状の観察
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概要
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面積変調画像の理想型であるMurray-Daviesの関係からのずれを記述するドットゲインを, 電子写真をふくめた種々のハードコピーの間で比較するために, ドットゲインを定義しなおした. ドットゲインのメカニズムをふまえると, 光学的または物理的なドット形状の観点から, ドットゲインを「ドット厚みの薄層化を伴ったドット面積率の増大現象」と定義できる. ここで, ドット厚みの基準はソリッド部の色材層厚みである. この定義に基づくと, 直接的にドット断面形状を観察する方法および測色的な方法でドットゲイン量を半定量的に知ることができる. 断面の観察でえられたドット部の色材厚み分布は, 測色的な解析でみつもられたドットゲイン量と定性的にはよく一致した.
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The Imaging Society of Japan | 論文
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