ジャンピング現像
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ジャンピング現像方式は帯電した一成分磁性トナーに交番電界を作用させて非接触の状態で静電潜像に飛翔させて画像を形成する方式である.本方式はその構成の簡単さや安定性の良さで当社の電子写真の白黒現像におけるキー技術となっている.近年,電子写真方式もカラー化やPODを睨んだ高速化への対応が要求されてきている.本稿では,まずジャンピング現像方式の高画質化や高速化への取り組みを材料とハード構成の両面から,可視化やシミュレーションの結果を交えて紹介し,最後に最近の展開として,カラー機への対応とPODへの対応の技術的な内容を紹介する.ジャンピング現像は構成の簡易さによりカートリッジ等の小型の機種でのキー技術として誕生し成長してきたが,今後は高速の白黒の分野を含め当社の電子写真の中核技術として更に発展していくと考えている.
- The Imaging Society of Japanの論文
The Imaging Society of Japan | 論文
- マグネトロン・スパッタリング法によるアルモファス・シリコン膜の高速堆積法(1):—磁界強度の効果—
- ハーフトーン画像のドット構造解析 I ドット形状の観察
- ハーフトーン画像のドット構造解析 II マクロ測色によるドットゲイン評価
- 熱転写記録方式の3次元熱伝導シミュレーション
- 絶縁性磁性トナーによる1成分系現像の機構(第1報)