粒子形状測定技術
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
トナー製造においては帯電性や流動性,粒子径,形状など様々な物性を制御する必要がある.各種評価項目の中でも,トナーの形状は感光体ドラムへの付着性や転写後にドラム上に残ったトナーのクリーニング性に大きく影響することから,印刷品質を改善するためにトナーの形状を評価することは重要である.しかしながら,従来の顕微鏡を用いた方法では手技による誤差や評価に長時間必要であるなどの課題があった.本稿では,画像解析法を利用したトナー形状の測定原理の概要を説明すると共に,従来の画像解析法における課題を解決する技術としてシスメックス株式会社が提案するフロー式画像解析法をトナーの測定事例と併せて紹介する.
- The Imaging Society of Japanの論文
The Imaging Society of Japan | 論文
- マグネトロン・スパッタリング法によるアルモファス・シリコン膜の高速堆積法(1):—磁界強度の効果—
- ハーフトーン画像のドット構造解析 I ドット形状の観察
- ハーフトーン画像のドット構造解析 II マクロ測色によるドットゲイン評価
- 熱転写記録方式の3次元熱伝導シミュレーション
- 絶縁性磁性トナーによる1成分系現像の機構(第1報)