高分子有機EL材料およびその光・電子物性
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概要
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π共役系高分子は,ウェットプロセスによりEL デバイスを作製することが可能であり,大型平面ディスプレイの本命材料として期待されている.しかし光電物性が製膜条件に強く依存するため,分子配列を制御しなければ目的に応じた特性を引き出すことは難しい.例えばポリフルオレンでは凝集構造により発光波長が17nmも変化し,また蛍光量子収率も大幅に変化する.またポリチオフェン薄膜は高秩序化することで,大幅に蛍光量子収率が減少する反面,ある特定の向きでは非常に高いFET移動度が得られる.π共役系高分子を用いて高性能なデバイスを作製するためには,用いる高分子における凝集構造と物性の関係を把握することが極めて重要である.
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The Imaging Society of Japan | 論文
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