Changes in estrogen and progesterone receptor levels after preoperative treatment of advanced primary breast cancer
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概要
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原発進行乳癌24例において術前治療前後のエストロゲンレセプターおよびプロゲステロンレセプターがdextran-coated charcoal法で測定された.エストロゲンレセプターレベルの平均値は,術前治療後有意に低下(P<0.005)したが,プロゲステロンレセプターレベルの平均値は有意には変動しなかった.すべての症例においてエストロゲンレセプターもプロゲステロンレセプターも陰性から陽性へとは変動しなかった。治療前におけるレストロゲンレセプターの平均値は有効例のほうが無効例よりも高かった.レストロゲンレセプターレベルの平均値は,有効群では有意に低下(P<0.03)したが,無効群では有意には変動しなかった.これらの結果は,ホルモンレセプターに関しては定性よりも定量的値のほうが臨床的により有用であることを示している.ヒト乳癌のエストロゲンレセプターレベルは通常,治療後に低下するかまたは変動しないかのどちらかであり,陰性から陽性に変動することはないと思われる.
- 日本癌病態治療研究会の論文
日本癌病態治療研究会 | 論文
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