尿素樹脂化学とアンモニア・レゾールへの道
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概要
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尿素樹脂の化学として, まずScheibler, Trostler, Scholz (1928), Bois de Chesne (1932), 次でFahrenhorst (1955) らの論文を紹介し, 尿素とホルムアルデヒドの反応が酢酸, 水, ブタノールと著者ごとに異なる溶剤中で行われている特異点を指摘した。Fahrenhorstがジメチロール尿素のアルカリ水溶液中における特殊な安定性につき報告しているのに端を発し, Martin (1952) の論文を分析すると共にジメチロール尿素とフェノール類の反応をDiesbach (1931), Euler (1941), Zigeuner (1955) らの論文について検討した。最後にこれらとアンモニア・レゾール生成反応に於ける庄野 (1929), 井本 (英) (1949) らの業績との類似性を指摘する。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文
著者
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