エポキシ樹脂の硬化反応:重合触媒型硬化剤による硬化を中心として

スポンサーリンク

概要

• 論文の詳細を見る

• 現在, エポキシ樹脂用の硬化剤は非常に多くの種類が知られている。<BR>これらの硬化剤の内, 重合触媒型硬化剤-例えば三フッ化ホウ素・アミン錯体, イミダゾールなどは潜在性硬化や紫外線硬化などのために重要な硬化剤である。<BR>しかし, エポキシ樹脂はカチオン触媒でもアニオン触媒によっても重合して硬化することなどから, 触媒型硬化剤によるエポキシ樹脂の硬化の機構は非常に複雑であり, まだ十分に解明されてないものも多い。<BR>ここでは触媒型硬化剤によるエポキシ樹脂の硬化機構を申心に, 最近の硬化機構の研究を紹介する。

• Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文

著者

• 加門 隆

  京都市工業試験場

関連論文

• エポキシ樹脂の硬化反応:重合触媒型硬化剤による硬化を中心として
• ポリ酸ポリ無水物によるエポキシ樹脂硬化物の構造と物性および機械的性質
• 液状ポリ酸無水物:新しい可撓性エポキシ樹脂用硬化剤としての性能
• エポキシ樹脂の硬化に関する研究 (第11報):ポリメルカプタンによるエポキシ樹脂の硬化およびその硬化物の構造と物性
• 種々のエポキシ樹脂のポリメルカプタンによる硬化性とその硬化物の物性:エポキシ樹脂の硬化に関する研究(第14報)
• ジアミノマレオニトリルおよびその誘導体によるエポキシ樹脂の硬化と硬化物の物性

スポンサーリンク