レジャー利用のある山岳森林河川に共通する水質変化の検討
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概要
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近年のレジャーブームにより、釣り堀、キャンプ地などのレジャー施設を有することとなった山岳森林地帯における複数の河川流域において水質調査を行った。その水質データをもとに、データの標準化が容易である多変量解析の手法を用いて水質解析を試みた。主成分分析により水質変化のパラメータを抽出し、水質区分を試みた結果、3河川のうち2河川については、水質が良好な森林渓流とレジャー施設の影響を受けている水域とに区分することができた。しかしながら、残りの1河川については、水質に特定の傾向が見られず、水質変化のパラメータの抽出が不可能であった。水質データによる主成分分析においては、主成分3までで累積寄与率が86%と高かったにも関わらず、水質変化のパラメータが抽出できなかった理由としては、この河川が上流、下流あるいは自然水域、人為的水域に関わらず差異の見られない水質となるような地質や地下水の影響を強く受けていることが考えられる。
- 大学等環境安全協議会の論文
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