MD/MS法により測定したドック受診者の骨状態について
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概要
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骨粗霧症の増加が目立つ現今,人間ドック受診者の骨状態を知ることは有意義と考え,1,016例の受診者に一般検診項目にMD/MS法を加え骨塩量の測定を実施した。結果は年代毎に区切り骨塩量(骨密度)の減少の状況を検討したところ,経年的に減少を認め,30歳代と50歳代,40歳代と50歳代では統計的に明確な有意差(P<0.01)を認めた。本結果を参考にし,成人病としての骨粗霧症等に対し本法を予防的に活用してみたらよいと考えられた。
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公益社団法人 日本人間ドック学会 | 論文
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