人間ドックにおける慢性閉塞性肺疾患(COPD)早期発見の重要性
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概要
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慢性閉塞性肺疾患(COPD)は世界的に急増しており日本でも死因の10位にあがる重要な疾患である。日本での有病率を人間ドック受診者で検討した。2000年度に当院ドックを受検した中高年男性4132人のうち,喫煙中で1秒率70%未満の者は14%であった。その中で重症COPDに分類される者も6%存在した。人間ドックでは,これまでCOPDを標的疾患としておらず多くの患者が本症と知らず病勢を進行させている懸念がある。
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公益社団法人 日本人間ドック学会 | 論文
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